LinuxとWindowsを同時に扱っているとどうしてもターミナルのコマンドの違いにより混乱することがある。Unixライクにするターミナルエミュレータがcmder。
cmder公式サイトのDonload Fullからzipファイルを解凍し、適当なディレクトリに配置する。インストール形式ではなく実行ファイル形式なので嬉しい。レジストリ汚染などはないので試すにはもってこい。
配置するディレクトリの注意点としては下手な階層に配置しないこと。C:\Program Files
などスペースがあったりすると面倒なので、Cドライブ直下に配置するか、C:\bin
やC:\tool
などのディレクトリを作成し、その配下に配置するのがベター。
VS Codeの設定
公式のgit-wikiに記載している。
https://github.com/cmderdev/cmder/wiki/Seamless-VS-Code-Integration
日本語訳するとVS Codeを起動し
Ctrl
+,
を押してVSCode Settingsを起動するsettings.json
を検索し- settings.jsonの編集をクリック
- 以下の変数を設定ファイルに追加または修正
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"terminal.integrated.shell.windows": "cmd.exe", "terminal.integrated.shellArgs.windows": [ "/k", "[cmder_root]\\vendor\\init.bat" ], |
[cmder_root]はcmderを配置した場所になるスペースや特殊文字が存在するディレクトリに配置するとエスケープ文字を指定しないといけない。上記で述べたようにシンプルなディレクトリに配置した場合なら簡単
簡単なサンプルをメモしておく。
- C:\cmder → “C:\\cmder\\vendor\\init.bat”
- C:\bin\cmder → “C:\\bin\\cmder\\vendor\\init.bat”