【ウェアラブルIoT】熱中症センサー【無駄】

熱中症には気をつけよう

もうすぐ6月になり、暑さが日増しに強くなっていく時期であり、熱中症のニュースも出てくることでしょう。毎年のように熱中症センサーを作ってくれないかと依頼がある訳ですが、無駄な理由を上げていこうかと思います。

熱中症とは

熱中症(ねっちゅうしょう、heat stroke, sun strokeということが多い)とは、暑熱環境下においての身体適応の障害によっておこる状態の総称である[7]。本質的には、脱水による体温上昇と、体温上昇に伴う臓器血流低下と多臓器不全で[8]、表面的な症状として主なものは、めまい、失神、頭痛、吐き気、強い眠気、気分が悪くなる、体温の異常な上昇、異常な発汗(または汗が出なくなる)などがある。また、熱中症が原因で死亡する事もある。特にIII度の熱中症においては致死率は30%に至るという統計もあり、発症した場合は程度によらず適切な措置を取る必要があるとされている。また死亡しなかったとしても、特に重症例では脳機能障害や腎臓障害の後遺症を残す場合がある。

wikiより

未運動時の熱中症で考える。

未運動時でも熱中症になることは多く、さらに室内での熱中症は運動時より発見が遅くなる深刻化しやすい傾向にあるそうです。生理不順や高齢化により温度に鈍くなり、自分では暑いと思わない環境で無自覚のまま熱中症になる。痛みの感じないナイフで身体を傷つけられている状態で、気づいたら手遅れになっている事故が多くあります。

体温をトリガーとして捉えた場合、平温時は37℃未満とし、それ以上の体温になった時にアラートを出すようにします。つまり体温が38℃になった時などにアラート(メールや電話)を出し、援助や救急を求め熱中症の治療を行うこととなります。

設置場所

だれもが一度は体温を測ったことはあると思いますが、体温を測るには動脈に近い、脇の下、股、肛門などが一般的です。肛門が外部温度に邪魔されなく一番良い精度を図ることができるそうです。一時的に図るなら問題ありませんが、熱中症対策として常時付けておくのは不快です。

表面温度から測定

胸やお腹、背中などにセンサーを付けておけば、上記の設置場所より不快感はないでしょう。しかしその場合、体温ではなく、皮膚温度となり、脂肪の量や設置場所により平常時の温度が人により違いがでてきます。

平常時の温度を図り、平常時温度+n℃を超えた場合にアラートを出すようにすれば解決できそうです。

本当にこれでよいのか

体温をトリガーとし、熱中症の症状が出たら即に対応できそうですね。しかしこれは対応であり、予防ではありません。

症状が出てきたら、アラートを足すのではなく、症状がでる予兆がでたらアラートを出すようにしたいものですが、環境要因・人による個体差が大きく、予兆を発見できるアルゴリズムを出すのは非常に難しいと思います。

他のセンサーとの組み合わせ

室内にコンディションセンサー(日光による熱中症度合いを図る)、温度計、湿度計を設置し危険な環境を検知する必要があります。つまり熱中症になる環境そのものを排除することにより予防することができます。その場合は人体にセンサーを設置する必要がなくなるため不快感もないでしょう。ウェアラブルIoT自体が必要ないのです。

もっと簡単に

コンディションセンサーなど特殊な装置を使わず。一般的な温度計を使えばいいのではないのかと


値段も千円~とお手軽で、量販店で購入することができます。ポイントとしては不快指数が表示されるものが良いでしょう。不快指数とは温度と湿度を元に算出した値となります。同じ28℃の環境でもジメジメした状態とカラっとした状態では暑さに対する体感が変わることは体験したことがあるでしょう。それを値化したものが不快指数です。

無駄なまとめ

熱中症を検知することは出来ても、予防するにはウェアラブルIoTでは不十分であると考えます。さらに熱中症になるような環境下で生活・活動すること自体が異常であり危険な行為だと思われます。電気代をケチってエアコンなどを使わず熱中症になり、入院した場合の費用は電気代を大きく上回るでしょうし、後遺症が残る危険性もあります。

特殊な環境下で高温多湿で熱中症になる危険が多い場所での作業や、身体を動かさないといけない状況がある場合は、こまめな水分補給と休憩を心がける必要があます。熱中症になるギリギリのラインまで我慢するなど綱渡り・自殺行為に近いことは避けるべきです。

さらに自分の感覚は当てになりません。快適だと感じている環境でも熱中症になる危険な環境の場合もあります。安く、手軽に手に入れれる温度計はごまんとあります。そういったセンサーを有効活用することをおすすめします。

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